下記ファイルの取得をお願いいたします。
- 必須情報(使用アプリケーションに関わらず必ず取得ください)
- 画面キャプチャー(CPU 使用率)
- tech-support ファイル
- AT-Vista Manager EX 情報
(ログイン情報、イベントログ、バックアップファイル、テクニカルサポートファイル)
- 選択情報
◆AWC プラグイン お問合せ時に選択
- バックアップファイル
- 画面キャプチャー
- 無線 LAN アクセスポイント情報
◆SNMP プラグイン お問合せ時に選択
- バックアップファイル
- イベントログ
- 画面キャプチャー
- その他 SNMP ファイル
- Windows 機能管理情報
- ActiveDirectory 参加状況
- Windows レジストリーキー
- .NET Framework バージョン
- Windows TLS モジュールのバージョン
以下よりそれぞれの取得方法について説明いたします。
調査用ログの生成
- 画面キャプチャー(CPU 使用率)を取得します。
(1)Windows タスクバーを右クリックし、「タスクマネージャー」を開きます。
(2)[パフォーマンス]タブをクリックし、CPU が選択されている状態で
画面キャプチャーを取得してください。
(3)[詳細]→[CPU]タブをクリックして数値を降順(大きいものが上)にし、
画面キャプチャーを取得してください。
- tech-support ファイルを取得します。
(AWC プラグイン利用有無により取得方法が異なります。)
[A]AWC プラグイン利用ありの場合
(1)下記フォルダパスのフォルダを右クリック、管理者権限で実行します。
C:\Program Files (x86)\Allied Telesis\AT-Vista Manager EX \Plugins\AT-AWC\tools\support\tech_support.bat
(2)下記フォルダパスのフォルダを ZIP 形式(.zip)に圧縮してご提供ください。※1
C:\Program Files (x86)\Allied Telesis\AT-Vista Manager EX\Plugins\AT-AWC\tools\support
[B]AWC プラグイン利用なしの場合
(1)こちら から調査用バッチをダウンロードして解凍し、デスクトップ上など
任意の場所に移動します。
(2)「tech_support_no_AWC.bat」を右クリックし、管理者権限で実行します。
(3)コマンドプロンプトが起動したら自動的に終了するまで待ちます。
終了後、「tech_support_no_AWC.bat」を配置したフォルダ内に
tech-support から始まる名称のフォルダが生成されますので、デスクトップ
などわかりやすい任意のフォルダに移動させてください。
(4)下記フォルダパスのフォルダを、(3) の tech-support から始まる名称の
フォルダ内にコピーしてください。
C:\Users\[AT-VistaManagerEXのインストールを行った際のユーザー名]\Documents\Allied Telesis
(5)(3) の tech-support から始まる名称のフォルダを ZIP 形式(.zip)に圧縮して
ご提供ください。
- AT-Vista Manager EX 情報を取得します。
AT-Vista Manager EX WEB GUI にログインし、情報取得を行ってください。
※AT-Vista Manager EX がインストールされている Windows 上での操作を推奨します。
(1)Web ブラウザを起動し、「http://ADDRESS:5000/」を開きます。
(ADDRESS=Vista Manager EX に付与しているIPアドレス)
(2)ユーザー名とパスワードを入力し、ログインします。
また、このログイン情報(ユーザー名およびパスワード)についてご教示ください。
(3)イベントログを取得します。ご利用のバージョンにあわせて取得してください。
[A]ver.3.1.x 以前の場合
メインメニューから[イベントログ]→[アーカイブを表示]の順にクリックし、
期間を調整して[CSV 出力]をクリックし、取得します。
[B]ver.3.2.0 以降の場合
メインメニューから[イベント]→[イベントアーカイブ]の順にクリックし、
期間を調整して[CSV 出力]をクリックし、取得します。
(4)バックアップファイルを取得します。
メインメニューから[システム管理]→[データベース管理]→[バックアップ]の
順にクリックします。
(5)テクニカルサポートファイルを取得します。
メインメニューから[システム管理]をクリックし、右上に表示されている
「テクニカルサポート」ボタンをクリックします。
必須情報取得の操作は以上です。
以下より、選択情報の取得について説明いたします。
お問合せを希望しているアプリケーションの項目をご確認ください。
AWC プラグイン
- バックアップファイルを取得します。
(1)Windows アプリメニューから[AT-Vista Manager EX]→[AT-AWC - バックアップ
リストア]を右クリックし、管理者権限で実行します。
(2)「AT-AWC Plug-in Backup and Restore Utility」ダイアログが表示されたら、
「バックアップ」タブを選択し、ファイル保存先を入力します。
パスワードとコメントは空欄で問題ありません。
(3)「ログを別ファイルとして保存する」のチェックボックスをチェックし、
「実行」をクリックして、バックアップファイルとログファイルを取得します。
- 画面キャプチャーを取得してください。
AT-Vista Manager EX が動作している Windows 上でブラウザから以下 URL に
アクセスし、ページの表示・未表示に関わらず画面キャプチャーを取得してください。
なお、ポート番号を変更している場合、AWC プラグインに設定したポート番号を
ご利用ください。
https://localhost:5443/wireless_plugin/api/plugin_registration
- 無線 LAN アクセスポイント情報を取得します。
無線 LAN アクセスポイントに関する以下情報が必要です。
・障害発生時の概要
・調査用ログ:tech-support(テクニカルサポート情報)
(対象となる無線アクセスポイントが複数台ある場合、
代表の1・2台取得してください。ただし、[B] の条件に合致する場合には
所属する無線アクセスポイント全てから取得してください。)
[A]無線 LAN アクセスポイント全般(構成や Ver 等の条件に依らない)
無線 LAN アクセスポイントから直接 tech-support ファイルを取得します。
概要申告例、ログ取得方法については以下ページをご参照ください。※2
・無線 LAN アクセスポイント(スタンドアローン)
リンク先のページにて、スタンドアローン より対象の機種が含まれる項目を選択します。
[B]AT-Vista Manager EX Ver.3.9.0 以上かつ AWC プラグイン Ver.3.9.0 以上を
使用している、AWC-CB(チャンネルブランケット)構成の場合
AT-Vista Manager EX 側で AWC-CBを構成する無線 LAN アクセスポイントの
tech-support ファイルを最大25台まで一括で取得できます。
(AWC-CB に所属する無線 LAN アクセスポイントが25台より多い場合、
(1)〜(3) を繰り返して全ての無線 LAN アクセスポイントからログ取得します。)
(1)AT-Vista Manager EX にログインした状態で、
[無線設定]→[AP登録・設定]の順にクリックします。
(2)AWC-CB に所属する無線 LAN アクセスポイントのチェックボックスに
チェックを入れます(最大25台まで選択可能です)。
(3)ページ画面右上の スパナ アイコンにマウスオーバーするとサブメニューが
表示されますので、「テクニカルサポート情報の取得」を選択してください。
「テクニカルサポート情報」ダイアログにはテクニカルサポート情報に含まれる
情報の種別が表示されるので、「情報の取得に同意します」にチェックをつけて
各無線 LAN アクセスポイントのテクニカルサポート情報を一括取得します。
いずれかの無線 AP からのテクニカルサポート情報が取得できなかった場合、
ダウンロードに失敗した旨のメッセージが表示されて終了します。
この場合、[無線モニター]→[ログ管理]画面にてテクニカルサポート情報の
取得ができなかった無線 LAN アクセスポイントを確認し、該当機器を除外して
もう一度テクニカルサポート情報の一括取得を試みてください。
※ 概要申告例については[A]のリンクをご参照ください。
SNMP プラグイン
- バックアップファイルを取得します。
(1)Windows アプリメニューから[AT-Vista Manager EX]→[AT-SNMP-バックアップ]
を右クリックし、管理者権限で実行します。
(2)「バックアップユーティリティ」ダイアログが表示されたら[実行]をクリックし、
生成されたファイルを取得してください。
- イベントログを取得します。
(1)AT-Vista Manager EX にログインした状態で、メインメニューから
[SNMP プラグイン]→[イベントログ]の順にクリックします。
なお、ver 2.4.1 以前の場合、直接 SNMP プラグインの画面にログインします。
(2)「表示件数:*」プルダウンの右側二つ目のアイコン[CSVファイルにエクスポート]
をクリックし、CSV ファイルを取得してください。
- 画面キャプチャーを取得してください。
(1)Windows アプリメニューから「インターネット インフォメーション サービス
(IIS) マネージャー」を起動し、左側ペインのツリーを全て展開した状態で
画面キャプチャーを取得してください。※3
(2)AT-Vista Manager EX が動作している Windows 上でブラウザから以下 URL に
アクセスし、ページの表示・未表示に関わらず画面キャプチャーを取得てください。
なお、ポート番号を変更している場合、AWC プラグインに設定したポート番号を
ご利用ください。
https://localhost:6443/NetManager/api/plugin_registration
- その他 SNMP 情報を取得します。
(1)下記フォルダパスのフォルダを ZIP 形式(.zip)に圧縮してご提供ください。
C:\Program Files (x86)\Allied Telesis\AT-Vista Manager EX\Plugins\database\pgsql\data\log
(2)下記フォルダパスのフォルダ内の「parameters.csv」ファイルをご提供ください。
C:\Program Files (x86)\Allied Telesis\AT-Vista Manager EX \Plugins\AT-SNMP\NetManager
(3)下記フォルダパスのフォルダを ZIP 形式(.zip)に圧縮してご提供ください。
- Windows 機能管理情報を取得します。
(1)Windows アプリメニューからコマンドプロンプトを右クリックし、
管理者権限で実行します。
(2)下記のコマンドを実行します。
cd %USERPROFILE%\Desktop
dism /Online /Get-Features > features.txt
(3)デスクトップ上に生成された以下ファイルを取得してください。
・features.txt
- ActiveDirectory 参加状況について確認します。
[A]Windows が ActiveDirectory に参加している場合
ActiveDirectory 管理者へ以下暗号スイートを無効化していないか確認し、
結果をご教示ください。
・TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384
・TLS_DHE_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384
[B]Windows が ActiveDirectory に参加していない場合
(1)「Window」キーをタップして「gpedit」と入力し、「グループポリシーの編集」
を起動します。
(2)[ローカルコンピューターポリシー]→[コンピューターの構成]→
[管理用テンプレート]→[ネットワーク]の順にクリックし、
[SSL 暗号]の順位をダブルクリックします。
(3)「SSL 暗号」の順位によってどちらかの操作を実行します。
[ⅰ]「未構成」or「無効」の場合
「有効」へ変更し、下部の「SSL暗号」に表示された文字列をテキスト
ファイル(.txt)に保存してください。
[ⅱ]「有効」の場合
下部の「SSL暗号」に表示された文字列をテキストファイル(.txt)に
保存してください。
(4)(3) で用意したテキストに以下文字列が存在するか確認します。
・TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384
・TLS_DHE_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384
(5)(3) のファイルおよび (4) の有無情報についてあわせてご提供ください。
- Windows レジストリーキーについて確認します。
(1)「Window」キーをタップして「regedit」と入力し、「レジストリ エディター
(Regedt32.exe)」を起動します。
(2)[HKEY_LOCAL_MACHINE]→[SYSTEM]→[CurrentControlSet]→[Control]
→[SecurityProviders]の順にクリックしてツリーを展開し、[SCHANNEL]を
クリックします。
(3)メニューバーから[ファイル]→[エクスポート]の順にクリックし、
該当のレジストリ情報をエクスポートしてファイルを取得してください。
- .NET Framework バージョンについて確認します。
レジストリ エディターを起動した状態で次の操作を行ってください。
(1)[HKEY_LOCAL_MACHINE]→[SOFTWARE]→[Microsoft]→
[NET Framework Setup]→[NDP]→[v4]→[Full]の順にクリックして
ツリーを展開します。
(2)「Release」と「Version」の種類とデータを確認し、ご教示ください。
- Windows TLS モジュールのバージョンについて確認します。
なお、本項目は SNMP プラグイン登録失敗時のみご確認ください。
(1)下記フォルダパスのフォルダを開きます。
(2)「schannel.dll」を右クリックしてプロパティーを開き、[詳細]タブを
クリックして表示された画面キャプチャーを取得してください。
操作は以上です。
上記手順において調査用ログが取得できない場合、弊社窓口へご相談ください。
注釈
※
※1 AWC プラグインのテクニカルサポート情報については下記制限事項がございます。
該当のバージョンを利用している場合、ご留意ください。
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Ver.3.7.0
テクニカルサポート情報の取得をツールにて行う場合、自動生成される
テクニカルサポート用ファイルはツールと同一フォルダーではなく、
次のパスに保存されます。取得の際にはご注意ください。
[AT-VistaManagerEXのインストールディレクトリー]\Plugins\AT-AWC\amf_gui\web\resource\tech_support
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※2 監視ログ、イベントログ、画面キャプチャーの取得は不要です。
※3 画面に収まらない場合、縮小せず、複数枚取得してください。