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ネットワークループに起因して通信不可などの事象が発生した可能性がありますので、
類似事例について説明します。 EPSR リングを接続するリング接続用ポートには、コントロールVLAN とデータVLAN が 存在しており、それぞれが異なる VLAN による独立した通信となりますので、これらの リング接続用ポートは、タグ付き(トランク)ポートで設定します。 タグ付き(トランク)ポートを設定した場合、ネイティブVLAN(タグなしパケットの 所属先VLAN)として、VLAN1(初期設定)が設定されております。 初期設定状態では、タグ付き(トランク)ポートで、タグなしパケットを受信した場合、 VLAN1に所属した通信とみなし、EPSR を構成するリングネットワーク内を無限に転送され 続けるため、ネットワークループが発生してしまいます。 そのため、予期せぬネットワークループを抑止するために、EPSR リングを接続するリング 接続用ポートのネイティブVLAN は、none(なし)に設定しておく必要があります。 ご使用の設定において、リング接続用ポートのネイティブVLAN が、none(なし)に設定 されているかをご確認ください。 EPSR の設定に関する詳細につきましては、各製品のコマンドリファレンス 「L2スイッチング」>「イーサネットリングプロテクション(EPSR)」からご確認ください。 製品: 対象製品全般
※ 製品名、機能仕様は掲載時点の情報であり、最新の状態でない場合があります。
更新日:2023/02/06
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