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過去のお問い合わせ実例/Q&A

  Q.b0043

 IEEE 802.1x 認証にてポート認証を使用しており、2台の Radius サーバーを設定しております。
 1台目が無応答の場合、2台目の Radius サーバーで認証が行われると思っていましたが、認証が
 行われませんでした。
 何か設定を追加する必要はありますか。



  A.b0043

 IEEE802.1x 認証では、サプリカントから送信された EAP パケットを受信することで、1台目の
 Radius サーバーへ認証を要求します。
 2台目の Radius サーバーへの認証は、1台目の Radius サーバーへの再送処理が終了した後に
 開始します。

 Radius サーバーの再送処理に関連する時間の初期値は、以下となります。

 ・radius-server timeout
  Radius サーバーからの応答待ち時間を設定します。(初期値5秒)

 ・radius-server retransmit
  Radius サーバーへの要求再送回数を指定します。(初期値3回)

 ※上記パラメーターの詳細については、各機器のコマンドリファレンスよりご確認ください。

 (再送処理時間の計算)
  radius-server timeout 設定値 ×(radius-server retransmit 設定値 + 1)

 上記パラメーターの初期値から再送処理時間は、以下のように算出できます。

 5 秒 ×(3 回 + 1)で、20秒となります。

 したがいまして、初期状態では、2台目の Radiusサーバーへの問合せは、1台目の Radius
 サーバーへの問合せから再送処理が終了する 20 秒後に開始されます。
 2台目の Radius サーバーで認証が行われない状況については、この 20 秒が満了する前に、
 サプリカントから EAP パケットが再送されたことで、再び 1台目の Radius サーバーへ
 問合せが行われたために発生した可能性がありますので、ご使用のサプリカントの振る舞いを
 確認の上、再送処理に関するパラメーターを調整してください。

 (補足事項)
  複数の Radius サーバーを登録する場合、radius-server deadtime コマンドで、1分以上の適切な
  値に設定することを推奨します。
  本コマンドは、無応答の Radius サーバーへの要求送信抑制期間を設定するコマンドとなりますが、
  初期値は、0分(抑制しない)となり、無応答となった Radius サーバーに毎回要求を送信する
  振る舞いとなります。
  そのため、Radius サーバーの登録において、先頭に登録されている Radius サーバー が無応答と
  なった場合、初期状態では、毎回このサーバーの応答がタイムアウトするまで待つこととなり、
  結果として認証時間が長くなります。



 製品:
 対象製品全般

 ※ 製品名、機能仕様は掲載時点の情報であり、最新の状態でない場合があります。



更新日:2023/02/06
2302-00360231


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