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過去のお問い合わせ実例/Q&A

  Q.b0051

 AT-x230L-26GT に複数 VLAN を設定し、それぞれの VLAN に IPアドレスを割り当て、
 各 VLAN と接続する対向機器の IPアドレス宛に Ping を実施したところ、1つの
 VLANだけ応答があり、その他は応答がありませんでした。
 応答があった VLAN のケーブルを抜いたところ、別の一つの VLAN だけ応答があり、
 複数接続した場合には、一つだけ応答がある状況です。なぜでしょうか。



  A.b0051

 AT-x230L-26GTでは、初期状態でスパニングツリープロトコル(RSTP)が有効となっております。

 RSTP は、VLAN を意識しないため、異なる VLAN も含め、すべてのスイッチポートが RSTP の
 対象となります。
 例えば、以下のような構成では、 AT-x230L-26GT に接続されたポートがすべて RSTP の対象と
 なることから、フォワーディング状態となるのは、一つのスイッチポートだけとなります。

 構成図

 複数の VLAN が接続された場合、フォワーディング状態となるスイッチポートを除き、その他は
 ブロッキング(通常パケットの送受信は行えない)状態となるため、1つのスイッチポート(VLAN)
 だけが Ping が応答可能となります。

 RSTP の初期設定状態では、スイッチポート番号の最も小さい番号の優先度が高いため、接続した
 一番小さいスイッチポート番号だけがフォワーディング状態となり、残りのスイッチポートは、
 ブロッキング状態となります。

 ブロッキングポートのリンク状態は、通常と同様にリンクアップしておりますが、RSTPにより
 「ブロッキング」状態となりますので、パケットの送受信は行えませんので、スイッチポートの
 最も若い番号のケーブルが抜かれた場合には、その次に小さいスイッチポート番号が、フォワー
 ディングポートとなります。

 各 VLAN 毎で通信を行うようにするには、RSTPを無効化していただくことで可能となりますが、
 同一VLAN上で複数のLANケーブルが接続されますとネットワークループが発生しますので、LAN
 ケーブルを接続する場合には、ご注意ください。



 製品:
 対象製品全般

 ※ 製品名、機能仕様は掲載時点の情報であり、最新の状態でない場合があります。



更新日:2023/04/10
2304-00361576


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