AlliedWare Plus（AW+）を搭載している弊社機器の仕様動作となります。
　具体例にて以下に説明します。

　直結経路（connected ルート） ：192.168.1.0/24（vlan1）
　ホストルート（/32の経路情報）：192.168.1.1/32（vlan2）

　上記ルート状況の場合、ルーティングテーブルは以下のように登録されます。

　 awplus#show ip route database

　 C *> 192.168.1.0/24 is directly connected, vlan1
　 S 192.168.1.1/32 [1/0] via 10.10.10.2, vlan2

　ルーティングテーブル上では、connected ルート の 192.168.1.0/24（vlan1）が優先されるため、
　ホストルート（192.168.1.1/32）は、vlan1 がアップしている状態の場合には有効なルート情報
　とはならず、192.168.1.1/32 宛の通信は、vlan1 宛にルーティングされます。

　vlan1 がダウンした場合には、192.168.1.1/32 が有効なルート情報として使用されます。

　本動作は、直結経路は他の経路よりもつねに優先される仕様によるものです。

　なお、5.4.6-1.1 より前の古いファームウェアでは、192.168.1.1/32 も有効なルートとして
　扱われておりましたが、ファームウェアバージョン 5.4.6-1.1 以降からは仕様が変更され、
　上記の動作となっておりますので、ご注意ください。

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　製品：
　対象製品全般