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メディアコンバーターを間に接続した構成において、メディアコンバーター装置の光ポート側が
リンクダウンしても、LANポート側がリンクダウンしていない場合は、メディアコンバーターと 接続しているスイッチポートでは、リンクダウンを検出することができません。 このような場合、スイッチは、光ポートがリンクダウンした経路を正常な状態と認識し、LACP セッションがタイムアウトするまでの間、この経路が使用されるため通信できなかったものと 考えます。 (メディアコンバーターが、ミッシングリンク(リンクパススルー)などの機能をサポート している場合は、すぐにリンクダウンを検知する動作となります。) LACP を使用したリンクアグリゲーションでは、LACP フレームにより定期的にリンク状態を 監視しており、LACP タイムアウト値は、初期状態では 90 秒が設定されています。 30 秒以上、通信が復旧しない状況の要因としては、メディアコンバーターの動作、もしくは、 LACP タイムアウト値(初期状態:90 秒)が影響して発生した可能性があります。 メディアコンバーター装置での対処が難しい場合には、LACP タイムアウト値を短くすることで 事象が改善されるかをお試しください。 LACP タイムアウト値は、lacp timeout コマンドで変更できますので、設定方法につきましては、 ご利用製品のコマンドリファレンスよりご確認ください。 製品: 対象製品全般
※ 製品名、機能仕様は掲載時点の情報であり、最新の状態でない場合があります。
更新日:2023/12/05
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