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過去のお問い合わせ実例/Q&A

  Q.b0188

 AT-AR1050V の NAT 機能で使用する NAT 後の IPアドレスにインターフェースの IPアドレスを
 使用しない場合、戻りの通信でエラーになるのですが、原因を教えてください。



  A.b0188

 Ethernet 環境で通信を行う場合、まずは、IPアドレスに紐づく MACアドレスを解決するために
  ARP プロトコルが使用されます。

 AT-AR1050V は、通信先機器からの ARP 要求を受信した場合、インターフェースに割り当てた
 IPアドレスには ARP 応答しますが、インターフェースの IPアドレスと異なる IPアドレスに
 ついては、ARP 応答しません。

 通信先機器から NAT 後の IPアドレスへの ARP 要求に対して、AT-AR1050Vは、ARP 応答する
 ことができないため、通信エラーが発生した可能性があります。

 インターフェースの IPアドレスでない ARP 要求に応答するには、プロキシー ARP の設定が
 必要です。

 利用環境により、ローカルプロキシー ARP、もしくは、リミテッドローカルプロキシー ARP の
 いずれかを設定し、事象が改善されるかをご確認ください。

 ・ローカルプロキシー ARP
  同一サブネットの IPアドレスを対象とした ARP 要求に対して代理応答します。

 ・リミテッドローカルプロキシー ARP
  同一サブネット内の特定 IPアドレスを対象とした ARP 要求に対して代理応答します。

 (例)eth1 インターフェースに設定する場合

   ・ローカルプロキシー ARP

    awplus(config)# interface eth1
    awplus(config-if)# ip local-proxy-arp
    
   ・リミテッドローカルプロキシーARP

    awplus(config)# local-proxy-arp 192.168.1.1/32
    awplus(config)# interface eth1
    awplus(config-if)# ip limited-local-proxy-arp

 詳細につきましては、コマンドリファレンス「IP / ARP」をご確認ください。



 製品:
 対象ルーター製品全般

 ※ 製品名、機能仕様は掲載時点の情報であり、最新の状態でない場合があります。



更新日:2024/01/17
2401-00404171


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