|
Ethernet 環境で通信を行う場合、まずは、IPアドレスに紐づく MACアドレスを解決するために
ARP プロトコルが使用されます。 AT-AR1050V は、通信先機器からの ARP 要求を受信した場合、インターフェースに割り当てた IPアドレスには ARP 応答しますが、インターフェースの IPアドレスと異なる IPアドレスに ついては、ARP 応答しません。 通信先機器から NAT 後の IPアドレスへの ARP 要求に対して、AT-AR1050Vは、ARP 応答する ことができないため、通信エラーが発生した可能性があります。 インターフェースの IPアドレスでない ARP 要求に応答するには、プロキシー ARP の設定が 必要です。 利用環境により、ローカルプロキシー ARP、もしくは、リミテッドローカルプロキシー ARP の いずれかを設定し、事象が改善されるかをご確認ください。 ・ローカルプロキシー ARP 同一サブネットの IPアドレスを対象とした ARP 要求に対して代理応答します。 ・リミテッドローカルプロキシー ARP 同一サブネット内の特定 IPアドレスを対象とした ARP 要求に対して代理応答します。 (例)eth1 インターフェースに設定する場合 ・ローカルプロキシー ARP awplus(config)# interface eth1 awplus(config-if)# ip local-proxy-arp ・リミテッドローカルプロキシーARP awplus(config)# local-proxy-arp 192.168.1.1/32 awplus(config)# interface eth1 awplus(config-if)# ip limited-local-proxy-arp 詳細につきましては、コマンドリファレンス「IP / ARP」をご確認ください。 製品: 対象ルーター製品全般
※ 製品名、機能仕様は掲載時点の情報であり、最新の状態でない場合があります。
更新日:2024/01/17
2401-00404171 |
|