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過去のお問い合わせ実例/Q&A

  Q.b0203

 L2TPv3/IPsec でVPNを構築している環境にて、AT-AR4050S の LAN ポート配下の PC から、
 1380 バイト以上の Ping が通りません。

 設定上の不備などがないか、確認していただけますか。

 なお、L2TPv3 トンネルインターフェースの MTU は、1500 バイトとしております。



  A.b0203

 この事象は、トンネルインターフェースの下位インターフェースとなります ppp0 の切断と
 復帰により発生することがあり、リリースノートの以下制限事項に該当して発生している
 可能性があります。

 5.5.3-0.1 リリースノート「制限事項」より抜粋

 ・6.32.1 [R109370]
  ブリッジグループに所属するトンネルサブインターフェースがダウン、アップすると、
  ブリッジインターフェースのMTU値が初期値に変更される場合があります。
  これを回避するには、インターフェーストリガーを利用してブリッジインターフェースの
  MTU値を再設定するようにしてください。

 VPN の両拠点ルーターにて、以下に掲載しました例を参考に、PPP インターフェースが
 アップした際に、MTU を再設定していただくスクリプトファイルを実行するトリガーを
 設定してください。

 (トリガーの設定例)
 trigger 1
 type interface ppp0
 script 1 flash:/ppp0_up.scp

 (トリガーから起動される ppp0_up.scp ファイルの設定例)
 enable
 configure terminal
 interface tunnel0.30
 mtu 1500
 interface tunnel0.31
 mtu 1500
 exit
 exit

 上記の例では、tunnel0.30、tunnel0.31 のトンネルサブインターフェースの MTU 値を設定
 し直すスクリプトファイルになります。

 なお、AT-AR4050S、AT-AR4050S-5G、AT-AR3050S ファームウェアバージョン 5.5.3-1.1
 では、上記制限事項が修正されておりますので、ファームウェアの更新が可能な場合には、
 5.5.3-1.1 以降へのアップグレードについてご検討ください。

 AT-AR4050S、AT-AR4050S-5G、AT-AR3050S 5.5.3-1.1 リリースノートより抜粋

 ・5.38 [R109370]
  ブリッジグループに所属するトンネルサブインターフェースがダウン、アップすると、
  ブリッジインターフェースのMTU値が初期値に変更されることがありましたが、これを
  修正しました。

 ご利用製品のファームウェアのサポート対象バージョンについては、<こちら>から
 ご確認いただけます。

 (関連FAQ)
  Q.b0073



 製品:
 AT-AR1050V を除く全ルーター製品

 ※ 製品名、機能仕様は掲載時点の情報であり、最新の状態でない場合があります。



更新日:2024/02/14
2402-00412419


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