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このページの以下からは、 TFTPサーバからファームウェアをダウンロードし、バージョンアップする方法 の作業手順について説明いたします。
TFTP サーバをご用意できない方などはこちらから、コンソールターミナルから Zmodem プロトコルを使用したインストールを行なってください。
コンソールターミナルからのインストールは、tftp サーバを使用したインストール方法と比較して、最新ファームウェアのバージョンアップ作業に時間がかかります。
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このページで作業手順の説明を行なう上で、以下の設定が既に終えていることを条件としております。
●前提条件:
- C8208 に IP アドレスが設定されている。
- TFTP サーバには C8208 と重複しない IP アドレスが設定されている。
●使用環境:
| IP addres | Subnet Mask |
C8208 | 192.168.100.201 | 255.255.255.0 |
TFTP Server | 192.168.100.202 | 255.255.255.0 |
- コンソールターミナルと TFTP サーバ機能は1台の PC で共有して使用する。
- コンソールターミナルには Windows95 の『ハイパーターミナル』を使用する。
- TFTP サーバは、当社の CentreNET AT-TCP/32 Ver.2.0 を使用する。
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- CentreCOM 8208 本体
- RS-232Cクロスケーブル
(装置側:9pin メス)
- カテゴリー5 UTPケーブル
- コンソールターミナル
- TFTP サーバ
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準備 |
TFTP サーバとの通信確認 |
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既存ファームウェアのバックアップ |
操作 |
新ファームウェアのダウンロード |
最後に |
ファイル内容およびバージョンの確認 |
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以下からは、C8208 のコンソール画面への出力を青字、コンソールからの入力には下線で表記します。
- CentreCOM 8208 (以下 C8208) 背面パネルの電源スイッチをオンにし、同時にパソコンの電源を ON にし、ハイパーターミナルの起動を行ないます。
- 画面に「Login: 」と表示されたら、システム管理者モードでログインします。
- TFTP サーバと C8208 の任意のポートとを UTP ケーブルで接続します。
TFTP サーバに使用するイーサネット・アダプタの速度設定などの状態(10M/100M, Full/Half Duplex)が、接続する C8208 のポートの状態が一致していないと通信が行なえなくなりますので、ご確認の上作業を行なってください。
- TFTP サーバプログラムを起動します。
- C8208 と TFTP サーバが通信できるかを確認します。
- ハイパーターミナルの画面から入力待ち状態で ping 192.168.100.202 と入力します。
- 画面に「192.168.100.202 is alive」と表示されたら通信可能状態ですので次に進んでください。
「no answer from....」と表示されたら通信できない状態ですので、通信可能な状態になるよう調整を行ってください。
- 万一の事故に備え、既存ファームウェアファイルのバックアップを取ります。
- 最終的に正常にバージョンアップ作業の終了を確認するため、アップロードする FIRMWARE ファイルのファイルサイズをあらかじめ確認しておきます。
ファイル名をリスト表示するコマンド「ls」を入力し、FIRMWARE ファイルのファイルサイズ(802355)をお控えください(以下は例です)。
/ > ls
size date time name
-------- ------ ------ --------
802355 APR-03-1997 15:07:38 FIRMWARE
73 APR-03-1997 15:12:40 AGENT.CNF
47562 APR-03-1997 15:21:08 SYSTEM.CUR
664 APR-03-1997 15:20:46 VENDOR.DAT
- コマンド入力待ち状態(「/ >」と表示された状態)で、 tftpcfg と入力します。
- 「IP Address of the tftp server ( ) : 」と表示されたら、TFTP サーバの IP アドレスを入力します。
- 「Save the configuration to flash?」と表示されたら、ここでは n と入力します。
- コマンド入力待ち状態(「/ >」と表示された状態)で uldcfg と入力します。
- 「Name of file on switch ( ) :」と表示されたら、 FIRMWARE と入力します。
- 「Name of file on tftp server ( ) :」と表示されたら、TFTP サーバに保存するファイル名を入力します。ファイル名は Full Path で入力します。たとえば、Cドライブ(ハードドライブ)の tmp ディレクトリの中に FIRMWARE というファイル名で保存する際は、 C:\tmp\fwold と入力します。
- 「Are they correct?」と表示されたら、設定内容を確認し、正しければ y と入力します。
- アップロードが終了すると、コンソールターミナルの画面に「Save the configuration to flash? (y/n)」と表示されます。ここでは n と入力します。
- TFTP サーバにきちんと保存されていることを確認します。たとえば、MS-DOS プロンプトを起動し、dir コマンドでファイル名等が表示されますので、先に控えたファイルサイズと同じか比較します。同じであればアップロード作業は成功したため、次へ進んでください。異なっている場合には、アップロードに失敗した可能性があるため、再度作業を行ってください。
Windows95, WindowsNT のエクスプローラで表示するファイルサイズは、元のファイルサイズと異って表示されることがありますので、MS-DOS プロンプトを起動して確認するようにしてください。
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- TFTP サーバを使用した作業用コマンドを発行します。
/ > tftpcfg
IP address of the tftp server () :
- TFTP サーバの IP アドレスを入力します。
IP address of the tftp server () : 192.168.100.202
- 次に、この IP アドレスの設定内容を保存するかどうか入力します。
FIRMWARE のダウンロードに限ったオペレーションになりますので、保存しないように設定することをお奨めします。
Save the configuration to flash? (y/n) n
- ファームウェアを TFTP サーバからダウンロードします。
ファームウェアをダウンロードするコマンド「dldfrm」と入力します。
/ > dldfrm
- ダウンロードする、TFTPサーバ内のファームウェアファイルのファイル名を入力します。
ファイル名は、Full Pathで入力します。さらに、ファイル名等が正しいかを確認するよう求めます。
Name of file on tftp server () : c:\tmp\firmware
File "c:\tmp\firmware" on server (192.168.100.202) is to be copied
to switch as "/flash/firmware"
Are they correct? (y/n) y
LF = /flash/firmware, RF = c:\tmp\firmware, SRV = 192.168.100.202, \
op = get
- 次に、確認のメッセージが表示されますので、「n」を入力します。
Save the configuration to flash? (y/n) n
- ファームウェアがきちんとバージョンアップできたか確認します。
ファイル名をリスト表示するコマンド「ls」を入力し、「FIRMWARE」ファイルがあるか、またファイルサイズがダウンロード元のファイルと同じか確認します。
/ > ls
size date time name
-------- ------ ------ --------
1224933 APR-05-1997 11:56:22 FIRMWARE
73 APR-03-1997 15:12:40 AGENT.CNF
47562 APR-03-1997 15:21:08 SYSTEM.CUR
664 APR-03-1997 15:20:46 VENDOR.DAT
- C8208 を再起動します。
再起動は、C8208 前面パネルの Reset ボタンを押すか、背面の電源スイッチをオフ/オンして行います。
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- バージョンアップがきちんとできたかを確認するために、念のため、バージョン番号を確認します。
- 「Login: 」と表示されたら、システム管理者モードまたはユーザモードでログインします。
- コマンド入力待ち状態で、 vsys と入力します。
- C8208 に関する情報が表示されます。その中の「FW version」と表示された行の右の数字が現在のバージョンです。
以上で、TFTP サーバからのファームウェアのバージョンアップに関する全作業が終わりです。お疲れ様でした。
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