病院で扱う電子データはオーダー情報・電子カルテ・放射線画像など多岐に渡り、データ通信を支えるネットワークの重要性はますます高まっています。また、近年猛威を振るっているランサムウェアは、医療ネットワークの脅威、ひいては病院経営の脅威となり得るため、あらゆる方面から対策を講じる必要があります。
本ページでは、厚生労働省による「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第5版」に基づき、医療ネットワークにおける以下の要件に対する解決策をご説明します。
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フェイズ・スリーPresents 医療機関向け
“情報ネットワークセミナー2018上期”-全国5会場で実施
基調講演:千葉県済生会習志野病院 事務部長・経営企画室長 兵藤 敏美 氏
基調講演:多摩大学医療・介護ソリューション研究所 フェロー 石井 富美 氏
特別講演:福井大学医学部附属病院 医療情報部 副部長 /准教授
総合情報基盤センター 副センター長、情報セキュリティ部門長 山下 芳範 氏
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診療業務に必要な通信を「止めない」ためには、機器故障やケーブル障害、停電、ループ発生による通信断など、あらゆる事態を想定して事前に対策する必要があります。
・攻撃を受けたサーバ等の遮断や他の医療機関等への影響の波及の防止のための
外部ネットワークの一時切断
・他の機器への感染拡大の防止や情報漏えいの抑止のための当該感染機器の隔離
・他の機器への波及の調査等被害の確認のための業務システムの停止
・マルウェア等に感染した場合、バックアップからの重要なファイルの復元
(重要なファイルは数世代バックアップを取得することが望ましい)
院内ネットワークは個人情報を扱うこともありセキュリティ対策が必須です。また、ネットワーク外部からの標的型攻撃対策に加え、内部で起こりうる情報漏洩のリスクにも備える必要があります。AMF-SECのアプリケーション連携は、外部からの脅威に対する出入り口対策だけでなく、病院ネットワーク内での不正利用に対する内部対策を同時に行うことができます。
※ スマートフォンをご利用の場合、画像をタップするとPDFがダウンロードされます。
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医療分野における情報のIT化は著しく、電子カルテをはじめ、レントゲンやCTなどの医用画像や手術映像の配信などあらゆる情報がIT化し活用されています。様々な医療デバイスがネットワークに接続していくなかで、院内において安定した無線LAN環境の整備も不可欠となっています。
また、各病院で保管するそれらの医療情報を地域医療連携で他の病院と共有するなど、個々の病院内にとどまらないIT活用が進められています。今後はWANを経由してさらに多くの情報を複数の医療施設や患者と相互に取得・提供していくことも予測されます。
※ 各利用ケースをクリックすると課題・解決策が表示されます。
各種検査機器やIP電話、電動ベッド、医療用ウェアラブル端末など、今後は院内ネットワークにあらゆるものが接続すると考えられ、その接続数が多いほど管理やセキュリティの確保は困難を極めます。
各IoT機器の動作状況や接続情報を管理することが難しい場合、ネットワーク全体を監視対象として異常を検知した際に迅速に対処できる仕組み作りが重要となります。
医療システムやネットワークの状態を常に把握し、仕組みを改善していく必要があります。しかし、システム管理やネットワーク管理を担当する専門の職員がいない場合は、適切な運用管理が困難であることも少なくありません。
この課題を解決する方法としては、運用管理が容易なネットワークを構築する、あるいは、アウトソーシングをうまく利用して院内ネットワークの管理者に掛かる負担や工数を削減するなどが挙げられます。
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医療現場においてもインターネット利用の要望が高まっています。
アライドテレシスが安全なインターネット活用をサポートいたします。
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AMF-SECのセキュリティ対策はスモールスタートが可能ですので、無線のみAMF-SECを導入するという使い方ができます。また、ネットワーク管理専門の人員を割けない状況であっても、Net.Monitorを利用してネットワーク監視をアウトソーシングすることで万一のトラブル時も安心です。
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端末が繋がる箇所は有線・無線ともにAMF-SECを導入することでセキュリティを高めることができます。病院ネットワークは持ち込み可能な通信機器によって、無線電波干渉などの影響を受けることもあるため、常に最適な無線LAN環境を構築するAWCの導入が効果的です。
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大規模な病院ネットワークの場合、フロア・スイッチからコア・スイッチ間を10G光回線で経路冗長することで、手術映像などの大容量通信であっても遅延しない帯域を確保します。また、セキュリティ対策のAMF-SECや、ネットワーク全体を仮想化するAMFを導入することで万全の体制を整えます。
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現地・オンラインでのハイブリッド開催となった医療学会の会場LAN・Web LIVE配信用ネットワークを構築・運用支援
アライドテレシスは2020年11月18日~ 22日、アクトシティ浜松で開催された第40回医療情報学連合大会へ参加しました。企業展示および共催セミナー(スイーツセミナー)への参加のほか、会場ネットワークを提供しました。自律型無線LANソリューション「AWC」による来場者や参加企業/団体用の無線LAN環境にくわえ、新型コロナウィルスの流行に配慮したWeb LIVE配信用のネットワークについても構築および運用支援を行いました。
高い信頼性が求められる院内ネットワーク基盤に、ネットワーク統合管理ソリューション『AMF』を採用
東京都杉並区の立正佼成会附属佼成病院様は、移転に伴う院内LANの新規構築により、コア・スイッチからフロア・スイッチ、エッジ・スイッチ、無線LANアクセスポイント、ネットワーク管理ソフトウェアまでアライドテレシスの製品、ソリューションを導入され、統合院内LANの実現と、AMFの導入による一元管理や自動復旧など、さまざまな効果を実現されました。
院内ネットワーク診断を受け付けています。
院内ネットワークで「画像の参照に時間がかかる」「無線LANが不安定」「障害の原因特定に時間がかかる」
「ネットワークループが多発」「ネットワーク全体を把握できない」「ネットワークを患者向けサービスに活用したい」などの症状を感じましたら、ご相談ください。
弊社では各地で医療機関向けネットワークセミナーを開催しております。
※次回開催につきましては、決まり次第掲載の上、お知らせいたします。
アライドテレシスでは、弊社ユーザー病院様が中心となり
「医療ユーザー会」を運営しております。
アライドテレシス 医療ユーザー会は、ユーザー様同士での有益な情報交換を通じて、
共にノウハウや知識の向上を目指し、設立されました。
活動内容:
・年2回のユーザー会 定例会の開催(7月、11月)
・不定期開催の見学会
・メールマガジンの配信
・コミュニティサイトの運営 など
ユーザー事例発表や技術情報を共有する定例会や、病院ネットワーク見学会など、
全国200施設を超える会員様が活発な活動をおこなっています。
会員様専用のFacebookでは、弊社主催のイベント情報のほか、各地の医療従事者様、対象の研修会・勉強会のご案内、また、ご相談などの投稿も可能です。
医療ユーザー会に興味がございます方は、お気軽に弊社担当営業までお問い合わせください。
医療ユーザー会へのご入会は、医療情報システムの責任者様及びご担当者様、
医療施設ご勤務の方、自治体の医療行政ご担当者様に限らさせていただきます。
アライドテレシス 医療ユーザー会 事務局
hcusers-office@allied-telesis.co.jp
厚生労働省による「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第5版」に基づき、医療ネットワークにおける様々な課題に対する解決策や最適な構築のポイントをご説明した医療ネットワークソリューションガイドをご提供いたしております。