AlliedWare Plus（AW+）を搭載している弊社機器のルーティングの振る舞いは、VLAN に
　設定された直結経路が優先されるため、このサブネットワークに含まれるすべての通信は、
　直結経路の VLAN ネットワーク内にルーティングされます。

　そのため、静的経路として設定しても有効な経路情報とはなりません。

　例えば、VLAN インターフェースに 10.0.0.254/24 を設定していた場合、特定の宛先ホスト
　（10.0.0.1）を以下のように別の静的経路（ネクストホップ先：20.0.0.254）として設定
　しても有効な経路にはなりません。

　ip route 10.0.0.1/32 20.0.0.254

　このような場合は、ポリシーベースルーティング機能を使用することで、条件に合致した通信を
　異なる経路へルーティングさせることができます。

　ポリシーベースルーティングの設定につきましては、各製品のコマンドリファレンス
　「トラフィック制御」>「Quality of Service」からご確認ください。


　（関連FAQ）
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