次の10年を紡ぐ戦略的エッジ・スイッチソリューション

ネットワークの健全化はエッジから

新たな社会基盤として、次の10年のスタンダードを創造

様々な分野でIoT化、クラウド化、分散化が進んだことで、ネットワークは社会の基盤を支える重要なインフラとして、いつでも安定して利用できることが求められるようになりました。昨今では多種多様な業務に必要不可欠となり、LAN/WAN、有線/無線、コア/エッジで重要性の差がなくなりつつあります。
これまではすべてをコアに集約する一点集中型の冗長化・堅牢化や、入口/出口に重点を置いたセキュリティ対策がスタンダードな考え方でした。しかし、現在ではネットワークエッジの障害で重要な業務が止まってしまう、標的型攻撃やゼロデイ攻撃を防ぎきれないなど多くの課題が生じています。
アライドテレシスは、これらをカバーする「xシリーズ」「SEシリーズ」で次世代のネットワークのスタンダードを提供します。

特長

  • エッジまで冗長性と弾力性を

    現在は多くの業務がネットワークを経由するようになり、コア、ディストリビューション、エッジで重要性の差が無くなりつつあります。そのため、ネットワークエッジにもコアと同じ品質・基準が必要となり、エッジ・スイッチの冗長化の重要性が高まっています。
    アライドテレシスのエッジ・スイッチはVCS(Virtual Chassis Stacking)によるスタックをサポートしており、CPUと電源を冗長化することができ、 LAGと併用することで経路冗長や回線冗長も実現します。医療、金融、工場などの止めることのできない重要な社会インフラのネットワークを支えます。
    更にアクティブ・アクティブで動作させることで帯域/速度増強を図れ、高速大容量通信を必要とするマルチメディア配信や術野カメラなどに最適な通信基盤を築くことも出来ます。

  • エッジスタックの有効性

    エッジ・スイッチのスタックは冗長化以外にも様々なメリットがあります。
    異なるポートのモデルを組み合わせてミックススタックを行うことができ、仮想的にユニークな1台のスイッチとしてご使用いただくことが可能です。
    スタックを組んだスイッチは仮想のシングルIPアドレスで動作し、設定情報も同期されるため、機器追加時の管理ソフトの設定変更や新たなコンフィグ作成も不要です。

  • ネットワークの最適化と健全化

    ネットワークの運⽤管理を自動化するAI(⼈⼯知能)やML(機械学習)を取り⼊れ、最適なネットワーク環境を提供するソリューションAMF Plusをエッジ・スイッチでも利用する事ができます。
    スイッチに接続されたさまざまな種類のデバイス情報をAMF Plusが収集し、アクセスポリシーに応じて接続を制御することで動的な資産管理やセキュリティの強化を可能とします。これにより、エッジからネットワーク全体へ、柔軟かつ継続的に安全性と堅牢性を提供します。

  • 包括的にセキュリティを強化

    昨今のITインフラには膨大な数のネットワーク機器やデバイスが接続され、管理の煩雑化とともに不正アクセスなどのリスクも高まっています。このため、ネットワーク全体の可視化とアクセス制御が必要不可欠です。
    AMF Plusでは接続される機器・デバイスを有線/無線関係なく、IoT機器や管理外デバイスも含めて自動的にリスト化し、検出した機器・端末ごとに接続許可/拒否を設定できます。様々なデバイスが直接つながるエッジ・スイッチからセキュリティを強化することができます。

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  • エッジシリーズだからできる柔軟なスタック

    同シリーズ内であれば、異機種間でもスタックすることが可能です。PoE/Non-PoE/ファイバーモデルなどさまざまなポート構成のラインナップを取り揃えたエッジシリーズだからこそできる、柔軟な組み合わせのポート構成を実現します。
    さらに、スタックすることで複数の電源を持つ1台の仮想スイッチとなるため、今までエッジ・スイッチでは難しかった電源冗長も可能となります。
    ※スタック可能な台数はxシリーズとSEシリーズで異なります。

  • スタンダードなセキュリティ機能も強化

    ACLやDHCPスヌーピングなどのスタンダードなセキュリティ技術も、端末数や拠点数の増加に対応し、より多くの通信が行われる環境でもご利用いただけるよう最適化しました。
    IGMPv2/v3スヌーピングは 2,046エントリーに対応し、「なりすまし」による不正アクセス対策やアクセス制御をネットワークの末端部で細かく施すことができ、セキュリティレベルをより一層高める事が可能です。ACLエントリーも2,560まで対応しており、様々なITデバイスが混在する環境でも端末ごとに適切なアクセス制御を実現します。QoSのフィルタエントリーも2,560まで対応し、サーバールームなど多種多様なトラフィックが流れる環境においても優先度を細やかに設定できます。

ご利用環境イメージ

ネットワークをシームレスに高速化
x250/x240シリーズ

エッジシリーズは「AMF Plus」のオートリカバリー(自動復旧)機能に対応しており、バックアップ機能で取得したバックアップデータを元にオートリカバリーという処理を行うことで、機器交換時における代替機の事前設定を不要とします。
例えば、オールGigaのx230をご利用の場合、事前に設定することなく、x250/x240の機器を入れ替え、ケーブルをつなぎ変えるだけで帯域をアップグレード出来ます。x240であればCat5eケーブルでも最大5Giga、x250であれば10Gigaへ拡張できます。x240からx250への置き換えも同様に設定不要で行えますので段階的な更新も可能です。オートリカバリーは、同一機種でも有効な為予備機運用においても効果を発揮します。

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10G × VCSで高速高品質を両立
x250シリーズ

全ポート10G対応、10GTモデルとファイバーモデルをラインナップしたレイヤー2plusスイッチです。SFP+モジュールと光ケーブルを用いたサーバーストレージの集約などをレイヤー2plusスイッチで実現し、動画や音声のような大容量データも快適に通信することができます。例えば高精細カメラの映像をサーバーに送信して分析を行い、端末にリアルタイムで配信するといった処理も可能です。また、VCSによるポートの拡張や冗長化もサポートし、24時間ネットワークを止められない環境でも安心してご利用いただけます。

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次世代アクセスポイント集約に最適
x240シリーズ

Wi-Fi 6以降の次世代アクセスポイントの接続に最適な2.5/5GTや2.5/5/10GTポートを搭載したエッジ・スイッチを各種取り揃えています。アップリンクに10Gポートを備えた製品であれば、複数のアクセスポイントを集約しつつ、ボトルネックを解消しネットワークを高速化します。
大容量給電PoE++に対応するモデルもラインナップし、電源の敷設が難しい場所の設置にも対応可能です。

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様々なロケーションにマッチする
スタンダードモデル
x230シリーズ

x230シリーズはギガビットインターフェースをすべてのポートに搭載した、Non-PoE+モデル、PoE+モデル、ファンレス製品をラインナップするレイヤー2plusスイッチです。高い収容力を求められる中規模環境のフロアスイッチから、静音性が求められるオフィスのデスクトップスイッチまで、幅広い用途に合わせて低コストで導入可能です。

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製品ラインナップ

※ 一部製品抜粋

  • AMF Plusエッジメンバーは、コマンドリファレンスなどに記載の「AMF Plusエッジノード」と同一の機能です。
  • リリース前製品の機能は変更となる場合があります。
  • 詳細な製品の比較内容についてはシステム構成アシストよりご確認ください。

ハイエンドモデル xシリーズ

オールギガ/ レイヤー2plus ギガビット・インテリジェント・スイッチ
x230 Series

  • スタンダードなオールギガビット・スイッチ
  • PoE/Non-PoEモデルをラインナップ
  • AMF Plusメンバーとして、エージェントレスでデバイスを自動検出

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マルチギガ/10G対応 エッジ・スイッチ
x240 Series

  • ネットワークをエッジまで広帯域化
  • マルチギガ&PoE++対応で次世代無線LANアクセスポイントを収容可能
  • 最大2台の機器冗長(VCS)にも対応(2024年7月対応予定)
  • AMF Plusメンバーとして、エージェントレスでデバイスを自動検出

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マルチギガ/10G対応 エッジ・スイッチ
x250 Series

  • オール10Gでネットワークエッジに高速通信を提供
  • 最大2台の機器冗長(VCS)にも対応
  • AMF Plusメンバーとして、エージェントレスでデバイスを自動検出

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アップリンク10Gレイヤー3スイッチ
x530L Series

  • PoE/Non-PoE/ファイバー/電源冗長対応モデル
  • L3機能で小規模ネットワークのコアから大規模ネットワークのエッジまで対応
  • 最大8台の機器冗長(VCS)にも対応
  • AMF Plusメンバーとして、エージェントレスでデバイスを自動検出

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オール10Gレイヤー3スイッチ
x540L Series

  • オール10Gの高速通信に対応
  • PoE/Non-PoE/ファイバー/電源冗長対応モデル
  • L3機能で小規模ネットワークのコアから大規模ネットワークのエッジまで対応
  • 最大4台の機器冗長(VCS)にも対応
  • AMF Plusメンバーとして、エージェントレスでデバイスを自動検出

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エントリーモデル SE/SHシリーズ

オールギガビット・インテリジェント・エッジ・スイッチ
SH230 Series

  • スタンダードなオールギガビット・スイッチ
  • PoEモデルもラインナップ
  • AMF Plusエッジメンバー(エッジノード)として、デバイス管理が可能

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マルチギガ/10G対応 インテリジェント・エッジ・スイッチ
SE240 Series

  • ネットワークをエッジまで広帯域化
  • マルチギガ&PoE++対応で次世代無線LANアクセスポイントを収容可能
  • AMF Plusエッジメンバー(エッジノード)として、デバイス管理が可能

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マルチギガ/10G対応 インテリジェント・エッジ・スイッチ
SE250 Series

  • ネットワークをエッジまで広帯域化
  • オール10Gポートに対応
  • AMF Plusエッジメンバー(エッジノード)として、デバイス管理が可能

詳細はこちら

オール10G インテリジェント・エッジ・スイッチ
SE540L Series

  • オール10Gの高速通信に対応
  • PoE/Non-PoE/ファイバー/電源冗長対応モデル
  • L3対応でエッジでもセグメント分割が可能
  • 最大2台の機器冗長(VCS)にも対応
  • AMF Plusエッジメンバー(エッジノード)として、デバイス管理が可能

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